紫外線対策とスキンケアの注意点とは

ちょっとだけの日焼けを甘くみてはいけない

ある日突然できるシミ。最近に浴びた紫外線のせいでできているものでは、ありません。生まれてからずっと浴びてきた積み重ねで突然現れるのです。肌の奥には貯金箱があって、そこに、毎日のわずかな量でもすべて貯金されていきます。いつかいっぱいになったとき、あふれ出すようにシミができてきます。「ちょっとの外出だから、素肌のままでかけちゃおう」「洗濯物を干すときぐらいなら、いちいち日焼け止めまで塗らなくても……」等という油断が、少しずつ貯金を増やしていきます。若いころ、アウトドアのスポーツをして真っ黒に焼いていた人は、もうすでに貯金のスピードが人より速く進んでいるかもしれません。「今年は海で焼いてしまおうかな」などという冒険は、貯金を大きく進めることになってしまいます。絶えざる日々の対策以外に、美肌を守る道はないのです。

 

骨のために少しは浴びたほうがよい?

「少しは日に当たらないと、骨が弱くなる」と信じている人がいるようですが、わざわざ骨のために日光に当たることは必要ありません。高緯度地方(北欧など)では、冬場は日の当たる時間が短いために、くる病(骨が発達しない病気)になる人があったのですが、それは昔の話です。今では活性型ビタミンDは薬でも摂ることができるようになりました。日本では、どんなに日焼け止め化粧品を塗っても完全に防ぐことは不可能です。外に出る限りは、からだのどこかに少しは当たりますが、少しの量でも充分なのです。これ以上とっても皮膚の老化、光発ガン、目の白内障など、人体にとってよい作用はありません。したがって百害あって一利なしと考えて、子どもからお年寄りまで、できる限り当たらないようにするほうが賢明です。

 

特徴をチェック!

今日は暑いから日に焼けそうとか、くもっているから大丈夫と考えてしまいがちですが、これはどちらも間違っています。うっかり日焼けをしてしまったり、気がつかないうちにシミやシワを増やしてしまうことになります。確実な対策はを正しく知ることからはじめなくてはいけません。日光というと「厚い」「まぶしい」というイメージがありますが、暑いと感じるのは赤外線によるもので、まぶしく感じるのは可視光線です。これらは波長によって分けられています。紫外線とは波長が400ナノメートル以下、赤外線とは800ナノメートル以上の光を指します。さらにA波、B波にわかれます。

 

A波(UVA)

320?400nmでエネルギーは弱いがジワジワと肌の奥へ浸透し、サンタンか、コラーゲンの老化や光発ガンなどを引き起こす。雲を透過しやすので、くもりの日でもUVAの照射量はあまり減らない。日焼けサロンで光源として用いているところが多い。

 

B波(UVB)

280?320nmでエネルギーが強く、サンバーンの原因になる。雲やガラス窓などである程度さえぎられる。

 

紫外線による肌の老化を光老化といます

シミ、シワが生じ、また肌の質感全体が変化し、和紙のように薄く、くすんだ皮膚になります。さらに紫外線は、表皮細胞のDNAに傷をつけ、それが皮膚ガンへとつながっていくことがあり、これを「光発ガン」といいます。

 

うっかり日焼けした人たちの対策をしなかった理由

 

雲っていた

雲を通過して、肌にダメージをあたえます。

 

涼しかったから

春先ごろから、紫外線量はふえてきます。また、山の上は涼しいけれど、標高が高いので紫外線量は多くなります。

 

部屋の中にいたから

紫外線A波は、ガラスを透過して部屋にいても、車や電車に乗っていても浴びてしまいます。

 

洋服を着ていたから

たとえば長そででも、さっくりと編んだセーターであったとしたら、紫外線は編み目を通過します。日焼けをして、ムラになってしまうことも、紫外線をしっかりカットするなら、ポリエステルか綿素材の目が詰まっている厚手の洋服を選びます。

 

紫外線対策にはポーラの化粧品が効果的です